昨日のお昼すぎにご連絡をいただいて
【家族送プラン】
でのお手伝いに行ってまいりました
まずは
土曜日のお見送りまで
ご自宅にて家族でゆっくりと
お過ごしいただけるような時間をつくる
というお手伝いです
一緒にお棺(バスケット)に納める
ご納棺の儀式もご家族様の手で執り行います
亡くなったあとは
お世話ができることも
残すところいくつかになってしまいますし
区切りとしてもとても重要な時間だと私は考えます
それからはご自宅で思いのままに
祭壇を作ってあげたり、身体をキレイに拭いてあげたりとさまざまな時間がとれると思います
また、身体の保全のために
ドライアイスを使用しました
家族送プランには含まれる内容なのですが
3日以上の時間を作る場合に適している
処置になります
ドライアイスを使用することで
冷たい時間が長く続いてしまいますが
亡くなった初日に処置するのが重要なので
ご依頼があればその日すぐに手配して
ご自宅まで伺います
これは私の経験上の事で他所ではあまり聞かないことかもしれませんが配慮すべきことだと考えてご提案している以下のことがあります
人の葬送に携わっている時には考えたことはありませんでしたしあたりまえに違和感なくやっていたことでした
それは
お別れやお見送りの当日まで冷たく凍ってしまった身体のままでいることへの違和感です
おそらく何も配慮しなければ
ドライアイスを連日入れ替えての処置や
保冷庫での安置を提案されることが
ほとんどだと思います
故人とのお別れの場合
声をかけたり手紙を書いたり
人としてのコミュニケーションで想いを伝えますが
どうぶつたちとのお別れは
手で触れたり、顔を近づけたりすることのほうが
圧倒的に多く
当然これまでと同じように撫でてあげたりする
触れてのお別れをするんですね
そこで『冷たい』と感じることが
このお別れをどれだけ哀しく、つらくさせるのかを
想像してみてください
さらにその体験はいつまでも記憶として残ります
そこへの配慮のため私は
初日に身体をグッと冷やしてあげられる分だけの
ドライアイス(身体の大きさや病状に合わせた量)でお別れのときには冷たいと感じない状態をつくることを心がけています
これも経験上の話でエビデンスなんてのはありませんが凍ったままでの火葬はお骨への影響も大きく出るように感じていますのでこの配慮はそういった意味でも必要な考えだとしています
お別れの当日は手向けてあげるお花や
お骨を納めるもの、もしくは樹木葬に必要なもの
それらを全てセットにした安心のプランです
家族ばかりでなく
近所のさんぽ友達からSNSでのご友人まで
多くの方に見送っていただけるプランでもあります
このように
ただ亡くなった子を火葬するということではなく
最期のお世話をしてあげるということ
喪失感や区切りというものを和らげるものとしての『お見送り』を深く考えてご提案しています
ぜひご参考ください。
にじの花ペット葬祭部 代表 松尾
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