過去の自分が支えてくれる

こんにちは。

今週末は祝日も合わせてお別れのご予約で

埋まっています

そんな中でご予約や事前のご相談について

電話でお話する機会も増えているので

みなさんにお伝えしたいなということがあります

まず私がこれまでに経験してきた

人の葬儀の段取りとの大きな違いをお伝えするところから、

人が亡くなった場合病院や施設での観察、管理の元手厚く準備や説明をしてくれます。そして速やかに退院と葬儀会社の手配の手続きを行うことになります。少し慌しいこともありますが家族の方の先導を手伝ってくれる場所があるということですね。

次に、どうぶつたちとのお別れはというと

病院だけでなくご自宅での看取りや急に亡くなって

しまうということの方が割合としては多くなります。

亡くなったその後もどうしたらいいのかわからずにインターネットやＳＮＳ、友人や知人へ尋ねたりしないといけないわけですが

心も身体も疲れていてとてもパワーがいる状況なのでそこに辿り着くのにも時間は要することだと感じます。

そこでたまに起こってしまうのが

家族が希望する日時でのお別れの予約がとれない

ということです。

この施設、サービスがいいなと思っても

受け付けてもらえないということが起こってしまいます。

亡くなったタイミングで決めていた場所の予約を取りそれまでの間ゆっくり自宅でのお別れをする。

その方がきっとゆとりあるなかでの

見送りとなります。ゆっくりと向き合うことができるんです。

亡くなったあと数日経って連絡した場合は

さらに数日後しか空きがないということになってしまうんですね。そうなるとその子の身体の状態も心配になりますから、希望通りの空きのある場所を限定的にというか優先するしかない状況となってしまうんです。

だからというわけでもないですし、

急がせるつもりもないのですが

やはり事前の準備として

見学や相談までいかなくても

早い段階で情報を集めておくこと

それだけでもしておくと

より納得の行く形で見送ってあげられることは

間違いがないです。

なにより、

過去にいろいろ調べたり尋ねたり

その子の為にとやってきた自分自身が

未来のもしものときの自分の支えになることに繋がります。

よく耳にするのが

「何か死を待ちのぞんでいるかのようで、罪の意識が芽生えます」という意見です

そう感じる方も多いと思います。

しかし、その子とのお別れが後悔するものになるかどうかは飼い主さん自身の考えや行動で変わるものなんです。しっかりと考えてあげることが

自分の未来にもその子の為にも重要なものだと思います。

他の誰でもない【私とその子のこと】ですから

大切にしてください

みなさんはどう思われますか？

にじの花　ペット葬祭部　松尾